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2025.01.11
医療保険の選び方って?重視すべき条件とは?part.2


医療保険の選び方って?重視すべき条件とは?part.2 |保険テラス

 

生命保険医療保険保険の新規加入・見直し・更新保険の基礎知識


前回の記事の続きになります!
 

2. 医療保険の保障内容と保障範囲から選ぶ


第一章では、保障期間や保険料の支払い方法の違いから医療保険を選ぶ方法をお伝えしました。

もちろん保障期間や保険料の支払い方法も大切ですが、最も大切なのは自分自身に合った保障をしっかりと得られているのかということです。

ここでは、保障内容と保障範囲から医療保険を選ぶ際のポイントをお伝えいたします。

 

◆医療保険の主な保障内容


医療保険の主な保障の内容としては、「入院給付金」「手術給付金」の二つが挙げられます。

 

≪入院給付金の日額の決め方≫

入院給付金とは、病気や怪我の治療を目的に入院した際に受け取ることができる給付金のことです。
入院給付金の受取日額は加入時に、入院1日あたり5,000円、10,000円…など、自分で設定することが可能です。

入院すると、差額ベッド代、食事代、着替えなどの雑費、家族がお見舞いに来る際の交通費など、さまざまな自己負担費用がかかります。
そのため、医療保険の入院給付金日額を決める際は、入院するといくら自己負担費用がかかるのか事前に把握しておくと、よりイメージしやすくなるでしょう。


厚生労働省の調査によると、入院時に1人部屋の個室を利用した場合、差額ベッド代として1日約7,800円か

かるとされています。

 

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そのため、この場合は入院給付金の日額を8,000円に設定することで、差額ベッド代の自己負担額をカバーすることができます。

 

≪入院給付金の対象日数には限度がある≫

1回の入院で受け取れる給付金の日数には限度があり、それぞれの保険商品によって60日、120日、180日と異なります。

対象日数の限度を何日にするか検討するために、平均の入院日数のデータを見てみましょう。

 

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厚生労働省の調査によると、平均入院日数は31.9日と、約1ヵ月間にわたって入院するケースが多いようです。
また、日本人の死亡原因ワースト3を占めている「三大疾病(がん・心疾患・脳血管疾患)」で入院した場合、治療に長期間かかることから入院も長期化したり、回復後もリハビリなどで入退院を繰り返す傾向にあります。
特に、脳血管疾患で入院すると約3ヶ月間の入院が必要となり、身体だけでなく家計にも大きく負担がかかることが伺えます。


例えば、がんで入院した場合にはどれぐらいの自己負担額がかかるのでしょうか。

 

例)がん患者のうち、男女の罹患率が最も高い「大腸がん」の場合

大腸がんが進行し、「切除手術」と術後の「抗がん剤治療」の実施が可能な場合、切除手術に105万円、抗がん剤治療に年間200万円、退院後も定期検診が必要なため通院費として年間1万円かかることが予想されます。このうち、保険適用(3割負担)で自己負担額は年間で約40万円となります。
加えて、2年目以降定期的な通院が求められたるため年間で約4万円ほどの自己負担医療費がかかったり、再発の兆候がある場合にはさらに医療費が増加することが考えられるため、さらに自己負担額が重くなってしまいます。

[参考]大腸がん研究会編 肺癌診療ガイドライン2017年版

商品によっては、1回の入院の支払い限度日数を自分で設定できたり、無制限にすることが可能な商品もあり、このような商品はなるべく保障を手厚く持っておきたい方におすすめです。

 

≪手術給付金の日額の決め方≫

医療保険のもう一つの主な保障が「手術給付金」です。
手術給付金とは、病気や怪我の治療を目的とした手術を行った際に受け取ることができる給付金のことをいいます。

手術給付金は、基本的に「①入院給付金の日額×所定の給付倍率(例:10倍・20倍…など)」で算出する場合と、「②一律10万円」などと、あらかじめ契約時に定まっているものの2種類があります。

一般的に、入院を伴わない「日帰り手術」でも給付の対象となるケースがほとんどですが、保険商品によっては「入院を伴う手術」であることを条件としている場合もあります。

どのような手術を行った際に給付金を受け取ることができるのか、加入時にはしっかりと確認しておくことが大切です。

 

今回はここまでになります。次回の更新をお待ちください♪

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