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湘南と。

2026.05.29

湘南の環境課題を、「楽しく!美味しく!」解決する。『SHONAN CRAFT BEER FES 2026』で出会った、2つのハッピーなアクション。 | 湘南と。

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湘南の環境課題を、「楽しく!美味しく!」解決する。『SHONAN CRAFT BEER FES 2026』で出会った、2つのハッピーなアクション。 | 湘南と。

湘南の環境課題を、「楽しく!美味しく!」解決する。『SHONAN CRAFT BEER FES 2026』で出会った、2つのハッピーなアクション。

 

テラスモール湘南が掲げる「3アクション」

 

15周年を迎えるテラスモール湘南。

これからも湘南を想う場所であるために、

「Update Our Blue Pride」と、3つのアクションを掲げています。

①湘南をもっと知ろう

②豊かな自然を未来に繋ごう

③新しい波をおこそう

 

今回は「①湘南をもっと知ろう」について、5月3日〜5日の3日間開催した「SHONAN BERR FES 2026」とその出店者の想いについてご紹介いたします。

 

 

快晴の中、ビール好きの熱気に溢れた『SHONAN CRAFT BEER FES 2026』。

 

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昨年度の初開催を経て、今年2年目の開催となった『SHONAN CRAFT BEER FES 2026』。初出店となる6店舗を含め、昨年を上回る12店舗の湘南エリアに根差したブリュワリーがテラスモール湘南に集結しました。

 

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天気にも恵まれた3日間、会場には湘南で暮らす方はもちろん、市外からも多くの方が訪れるなど、大きな盛り上がりを見せました。ワークショップやノンアルコールドリンクも充実していたこともあり、家族で同じ時間を楽しんでいる様子が多く見られたことが印象に残ります。「こんなに多くのブリュワリーが湘南にあることが驚きです。それに家族で過ごせるビールフェスという自由さが湘南らしいなって感じています」という声をいただくことができました。

 

 

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そんな湘南の街に根差す『SHONAN CRAFT BEER FES 2026』は、ビールフェスティバルの枠を超えて、地域のつながりを生み出し、地域の文化や環境と深く結びついた「学びがある場」でもありたいと思っています。

 

 

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特に今、テラスモール湘南として大切に考えていることが、この街の豊かな環境を未来へとつないでいく取り組みです。そこで今回は、『SHONAN CRAFT BEER FES 2026』で出会った、湘南の環境課題に対する2つのポジティブなアクションについて、皆さんにご紹介させていただきます。

 

産業廃棄物という業界の大きな課題を、小さな地域の循環とアイデアで解決していく

 

ビアフェスの当日、ブースに訪れる一人ひとりと丁寧に和やかに会話を交わされていたことが印象的だった、藤沢ビールの皆さん。

 

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藤沢の高校の同級生であった木下さんと原田さん、そして川合さんがつくったブランドです。「江ノ島ビールも鎌倉ビールもあるけど、藤沢ビールだけは無かった。だったら自分たちで街を代表するものをつくろうと考えたことが、そもそものきっかけです」と、当時を思い返しながら話します。育った街に対して、何か還元できるようなことに取り組みたいという気持ちを強く持っていて、そしてその眼差しは地域の繋がりや環境課題にも向けられています。

 

 

クラフトビールの醸造における業界全体の課題として、副産物の麦芽粕(モルトかす)が大量に発生することがあります。食物繊維やタンパク質を豊富に含む一方で、水分量が多く傷みやすいため扱いが難しいという側面を持つこの麦芽粕。「通常であれば廃棄されることも多いこの麦芽粕を、私たちは地域資源として捉えて地元の事業者に提供し、食品として再利用する取り組みを行ってきました」

 

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麦芽粕(モルトかす)

 

具体的にこの麦芽粕は、藤沢市で化学肥料・農薬を使わない農業を続ける相原農場さんの土壌の肥料となったり、近所のパン屋NOLANさんのバンズに練り込んでもらい「藤沢ビールハウスバーガー」として商品になったり、廃棄されることなく新しい価値を持ち生まれ変わっています。「無理に何かをやるというよりは、自然に続けられる形にすることを大事にしています」と、目に見える地域の関係性の中で堅実な取り組みを継続してきました。

 

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藤沢ビールハウスバーガー

 

藤沢ビールの取り組みを知ると、環境課題を地域での循環で解決するというアプローチは、サステナビリティを考える上での一つの答えなのかもしれないと気付かされます。それは、環境配慮の取り組みが、コストや手間の問題と切り離すことができず、理想的であっても継続できないということが起こりがちだからです。

 

継続のためのポイントの一つは、距離の近さです。輸送コストや鮮度の問題を考えると、副産物の再利用はローカルで完結させることが合理的であり、結果として環境負荷の低減や地域で価値を循環させる構造が生まれやすくなります。そしてもう一つは、関係性です。顔の見える関係性の中でやり取りが行われることで、新たなコラボレーションや発想が生まれやすくなります。

 

 

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「誰がどのように使ってくれるのかが見えるのは大きいですね。それによって次のアイデアにもつながっていくんです」。こうして地域で生まれた循環が、また次の循環を生み出すという、心地良いリズムをつくっていきます。

 

そして取り組み自体を過度に『環境活動』として打ち出すのではなく、あくまで商品や体験の一部として提供している自然さもポイント。結果として、消費者は意識せずともその循環の一端に関わり、自然な形で参加することにつながります。

 

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「そんな背景を持つ藤沢ビールは、単なるご当地ビールではありません。街の人、商店、生産者が手を取り合ってつくり出した、街への想いが集まった形であると考えています」と、胸を張ります。

 

結果として現在では、自社で生まれる麦芽粕の廃棄率0%を達成し、その全てを循環に繋げるという成果を収めました。それはつまり、廃棄にかかる処理コストの削減や焼却・輸送に伴うCO₂排出の抑制、そして新たな原材料調達の一部代替という広い範囲に影響を持ち、より意味の大きな環境への取り組みとなりました。

 

「観光で藤沢に来た人にも楽しんでもらいたいし、地元の人にとっても身近な存在でありたい。そしてそれが環境にやさしいものであったら最高ですよね」。

 

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藤沢ビールの皆さんは、これからも街の一員としての意識を常に持ちながら、地域でつながり地域全体で藤沢を盛り上げていく。そして環境への貢献範囲も規模感を広げていくことを、見据えています。

 

 

 

環境に良いから、では続かない。「楽しい、美味しい」、必要なのは純粋な選択の理由

 

ビアフェスの会場でビールを楽しむ方の手元に見られた、湘南の風景が描かれているスチールカップ。

 

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この『かまくらスチールカップ』を手掛けるGood Sharing Lab代表のみなみさんは、「昨年のビアフェス以上にスチールカップを多くの方に選んでいただき、少しずつ活動が実を結んで来た実感があります」と、話します。当日会場で購入してくれた方にカップを手渡しながら、晴れやかな表情をされていました。

 

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鎌倉で生まれ育ったみなみさんは、海に漂うプラスチックをサーフィンをする度に見ては悲しい気持ちになっていたと話します。「海と暮らしが近い湘南は、ただ守る場所ではなく『どうすればもっと気持ちよく暮らせるか』を一緒に考えていく場所だと思うんです」と、地域の環境への取り組みを始めました。

 

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「その第1弾として、大手鉄鋼メーカーと技術コンサル会社と地域共創で考案した『かまくらスチールカップ』」とは、鎌倉市を中心に展開されている鉄製のリユースカップです。地域のカフェやイベントでデポジットとして循環されるだけではなく、『鉄ブンプロジェクト』としてこのカップから鉄のだんごをつくって海に沈め、海洋浄化や藻場再生に貢献しています。実際に海藻の着床と成長が確認されていて、現在も日々その継続に向けた実験を重ねている最中です。

 

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鉄のだんごに海藻の着床と成長が見られた様子

 

環境へも配慮された『かまくらスチールカップ』ですが、実際に飲み物を飲むときにも、その体験価値を引き上げてくれます。

 

実際に、ビアフェスの会場でスチールカップを使ってビールを飲んでいた方からは「プラスチックカップよりもキンキンに冷えて断然美味しく感じる」、「飲み口が広くて香りも広がりやすく、ビールの違いが分かりやすい」という感動の声が多く聞こえてきました。

 

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「環境に良いから選ぶ、ということも大切だと思いますが、良いものを選んだら結果としてそれが環境に良かった。さらには、また使いたくなる、大切にしたくなるという体験こそが大切だと考えています」。美味しい、楽しい、気持ち良いという、根源的な感動が行動のきっかけにあるからこそ、その取り組みは継続するものになると話してくれました。

 

使う、持ち帰る、再利用する、海に還るという一連の循環に無理なく参加することができる『かまくらスチールカップ』は、環境配慮の商品を超えた価値があるようです。

 

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他にもイベント当日はスチールカップに思いのままに絵を描くワークショップも開催され、子どもから大人まで幅広い世代の方が参加されていました。自分で描いた愛着のあるカップを日常に持ち帰ることで、日々の中でのプラスチックカップのゴミも減らすことができるはず。

 

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以前、鎌倉スチールカップに触れたある小学生が、「僕たちが良いなと思って選んだものが、海を元気にしてくれるのって最高じゃないですか」と話してくれたことがあるそうです。その言葉こそが、みなみさんが描きたかったサステナブルな環境への取り組みを体現したものであり、これからも変わらずに追求している理想の姿です。

 

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大きな意識改革ではなく、小さな選択の積み重ねの設計こそが、これからのサステナブルの鍵になるのかもしれません。

 

テラスモール湘南で2度目の開催となった今回、会場にお越しの方が前年にこの場所で購入して使い込んだ『かまくらスチールカップ』を持参して、回収に参加する姿がありました。ビアフェスという「楽しい!美味しい!」を体現する場を通しての環境への取り組みは地域に根差し始めていて、小さなアクションが少しずつ起こり始めているようです。

 

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街の未来を共にアップデートする。#ハッピーアクション にぜひご参加ください

 

そんな、湘南の環境の課題をまずは知って、具体的なアクションへと繋げるために、15周年を迎えるテラスモール湘南が実施している「#ハッピーアクション」。

 

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「#湘南ハッピー」「#2026」「#15周年」の3つのハッシュタグをつけてInstagramへの投稿いただくと、1投稿につき100円を湘南の自然を守る活動へ寄付します。8月31日(月)までの期間で、 皆さんがシェアした「未来にのこしたい景色」が、湘南の自然を守る活動につながります。 さらに、投稿いただいた写真の一部は15周年を彩る館内ビジュアルとして掲載されるチャンスもご用意しています。

 

ぜひ「湘南ハッピー」を投稿して、湘南の豊かさを未来につないでいただけたらと思います。詳しくは特設サイトよりご確認ください。

https://shonan.terracemall.com/2025happy_archive/

 

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次回は「②豊かな自然を未来に繋ごう」につながる施策についてご紹介します!

 

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