2025.05.15
日本の布ぬの 布ぬのTシャツ
こんにちは!
1階、中川政七商店です。
風土や文化、作り手の工夫によって、各地で育まれてきた日本の染織技術。
「日本の布ぬの」は、そんな染織技術から生まれた個性豊かな布を楽しむ、中川政七商店のファッションラインです。
作り、選ぶのは、高度な技から生まれた布、創意工夫や挑戦が感じられる布、伝統を守り今に伝える布。
技術の新旧を問わず、日本各地で出会った染めや織り、編みなどを活かしながら仕立てています。
どうぞ、お気に入りの布を見つけてください。
2025年の夏は、3つの産地の布をご用意しました。
カットジャカード
兵庫県西脇市を中心とした地域で生産される「播州織」は、自然な風合いと先染めによる豊富な色彩、肌触りのよさが特徴。
この播州織の産地で織り上げた、カットジャカードの生地を用いました。
糸の段階で染めた綿とポリエステルの2種類を経糸に使用し、専用の織機にて柄を織り上げます。
そのあと模様のない部分に渡る糸を切り取り、房を作って立体的に仕上げた生地です。
ボーラーレス
栃木県に工場を構えるレースメーカーで作られた「ボーラレース」生地。
刺繍レースの一種で、生地にキリで穴を開けた後に周りを糸でかがり、切られた生地を縫い込んで作られています。
古い機械でゆっくり加工するからこそできる、細かい柄や立体的な風合いが特徴です
格子模様の生地に、丸が重なり合ったようなボーラレースを施し、個性ある表情に仕上げました。
ラッセル編み
京都市右京区にある、経編みレースの製造工場「富士ニッティング」。
創業当初より多品種・少量・短納期生産に徹した製品を生産し、これまでに1万種類にも及ぶ編地を生み出しています。
その中から明治時代の機械で編まれた、幾何学模様のデザインをアレンジして作る生地を選び、中川政七商店オリジナルカラーに染め上げました。
特殊な設計のラッセル機を持つ富士ニッティングならではの、他では織ることが難しい布です。
産地で育まれた一つひとつ個性のある「日本の布ぬの」を、Tシャツの前身頃にアップリケのように付け、周りをチェーンステッチで刺繍しました。
Tシャツデザインは、身幅を広めにとり、着たときにすとんと落ち感が出てリラックスした着心地に。
丈感はお尻が少し隠れるくらいにして、ボトムスとのバランスを取りやすくしています。
二の腕が隠れる袖丈と、カジュアルになりすぎない少し狭めのネックラインもポイントです。
素材には、光沢感を生むシルケット加工をほどこした綿素材を採用。
綿100%でありながら、シルクのような光沢感が出て上品な印象になるので、カジュアルすぎず、大人が着ても様になります。
綿なので気兼ねなく着られるし、伸縮性が増して肌触りがなめらかになる為、着心地も抜群です。
布ぬのTシャツ カットジャカード 菱黒/白 M L 菱黒/黒 M L
各9,680円(税込)
商品番号 1004-1783
布ぬのTシャツ ボーラレース 水玉格子白 M L 水玉格子水色 M L
各9,680円(税込)
商品番号 1004-1782
布ぬのTシャツ ラッセル編み 青磁/白 M L 桃/薄墨 M L
各9,680円(税込)
商品番号 1004-1688